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「よいっしょ・・・と」

私は給水室でスポーツ飲料を冷蔵庫から取り出して紙コップと一緒に持っていこうとする。

しかし・・・この学校凄い設備整ってるなぁ・・・

普通に暮らせそうだな。

いや、むしろこの学校の方が快適に暮らせるかもってくらいの設備。

「とっ・・・早くいかないと。」

私は給水室から出て体育館に向かう。

「ん?」

体育館に入ると、なんか少し雰囲気が暗い・・・?

「あっ、真奈ちゃんっ!」

でも、私を見てる中村先輩は笑顔・・・

「?」

不思議に思ったけど・・・さっきのは気のせいかな?

「あ、ジュース!」

中村先輩は目をキラキラさせながらジュースを見つめてる。