けどそんなある日

俺が家からでると家の前に

舞と今井がいた。

正確に言うと舞の家の前だけど。


それにやけに腹が立って

「おいっ」って声をかけようと思った瞬間。



「ねぇ舞ちゃんはやっぱ
信崎じゃないとだめなのか?」

「えっ・・・」


そんな会話が聞こえてくる

俺は声をかけることをとどまり

家の塀に隠れてその会話を聞くことにした。

盗み聞きなんてたちわりぃけどな。