永遠の別れではないのに、

とても寂しい気持ちになってしまった。

そんなことを考えながら、

玲と志保が待っている昇降口へと急いだ。


「玲、志保、帰ろうー」


こうしてアタシは、

{中学1年}と言う瞬間(とき)に終わりを告げた。