偏食で好きな物ばかり食べていた瑠璃華。




俺が作る食事は何でも食べた。




今までずっと一人で食べて来た瑠璃華が、村井と一緒に食事をしたいと言い出した。




「村井お願いだから一緒のテーブルで食べてほしい。村井が作った物はなんでも食べるからね。」




俺が瑠璃華と一緒に食べる事を承知すると、瑠璃華は何でも食べた。




「村井、こうやって一緒に食べると美味しいね。」




瑠璃華が小さい時から寂しい思いをして来たと思うと、胸が痛んだ。




こんな俺でよけろば、いつまでも一緒にいよう。