ゆっくり休むつもりが、村井が言った、一生一緒にいるってどういう意味なんだろう。




頭の中はその事ばかりで、休まるどころではなかった。




ハァ、ため息しか出ない。



「どうしましたか瑠璃華様、先程からため息ばかりついておられますね。退屈なら村井が相手をさせて頂きますが。」




相手って?




あぁ話相手ね。




何考えてんだろ、私は。




ハァ。




「大丈夫ですか?瑠璃華様の好きなグレープジュースをお持ちしました。お飲みになりますか?」




「ありがとう頂きます。」




え、キャー、何?




村井に抱き上げられた。




「村井自分で起きられるよ。」




村井が笑う。




何か怖いんですけど。




私やっぱ可笑しい、村井に近くにいるだけで、物凄くドキドキしてる。




村井にこのドキドキが伝わらないか心配になる。