「村井一生一緒にいるって私が結婚しても、村井が私の執事って事?」




「さぁどうでしょうか、執事としてですか、ふ〜ん、悩めるところですね。」




悩めるところ?




分かるように説明してほしい。




「お嬢様学校へ連絡して来ますので、少しの間一人になりますが大丈夫ですか?」




こくりと頷くと村井は部屋から出て行った。




はぁ、どこも悪いとこなんてないのに、でも今日は学校へ行く気分でもない。




珠稀が部屋に入って来た。



「瑠璃華大丈夫なの?学校へは今村井さんが連絡してる。コンビニへは私が行く事にするから安心してね。今日休めば土日だし、ゆっくり出来るよ。」




そうだね、ゆっくり休んで考えよう。