村井に逆らえない自分が嫌だ。




「お嬢様コンビニでバイトをしたいのですか?」




「うん、村井楽しかったよ。時給760円で結構大変。私働いた事ないし、いい社会勉強になると思ったの駄目かな?」




飛びっきりの笑顔を村井に向けた。




お願い目線で村井を見た。



「今は運転中ですから、お屋敷に帰ってから考えてみましょう。瑠璃華様そんな笑顔を見せても村井には通じませんから。」




なんだ許してくれるのかと思ったのにつまんない。




「本当にあなたって人は、「え、あなたって私の事。」



村井は無言のまま運転をしていた。




そんな村井をじっと見つめた。




村井って黙っていればイケメンで申し分ないのに、




本当にウザい奴だよね。




「瑠璃華様ウザくて申し訳ありません。」




私の心の声聞こえた?