制服に着替えていると、健太郎が入って来た。




「おう悪い、まぁいいか今日はありがとう。」




「ちょっと向こうむいててよ。」




振り向いたらこっちを見てた健太郎がいた。




「もう何で見てるの、私には興味ないんでしょ。どうせ私は子供ですよ。健太郎みたいに遊び、「うるさいそれ以上言うな。」




キャ、何で、うぅん。




健太郎にキスされてる私。



そこに隆太郎さんが入って来た。




「健太郎何してるんだよ!おまえ朝美と付き合ってんだろ。」




朝美ってバイト辞めた子。



彼女がいるのに私にキスするなんて最低!




手を振り上げて叩こうとしたら、健太郎が私の腕を掴んだ。




その時の健太郎の顔は、いつもの明るい健太郎の顔ではなかった。




「瑠璃華ごめん。瑠璃華が可愛かったからつい、本当にごめん。」




「健太郎なんか嫌いだよ。」



私は更衣室を飛び出した。



悔しい絶対泣かない。