珠稀と櫻田学園の可愛い制服を着て、鏡の前に立って見た。




「珠稀可愛い。」




「お嬢様は大変お綺麗です。」




「珠稀今日からはお嬢様でなくて、瑠璃華でいいから、学校でお嬢様はおかしいと思う。
これからは珠稀、瑠璃華って呼び合おうね。」




執事の村井さんが車で送ってくれるのを断って、




珠稀と二人で電車で行く事にした。




電車なんて乗ったことがなくて、ドキドキしてしまった。




必死に珠稀の後をついて行く。




電車の混みようが酷くて驚いてしまう。




毎日こんな感じなのぉ。




電車通って大変だな。




でもこんなことにメゲテは駄目。




《珠稀私頑張るから大丈夫だよ》といいたいけど、隣にいるオジサンがキモい。



「瑠璃華様いや、瑠璃華丈夫?顔青いよ。」




なんか気分悪い、吐きそうかも。




電車がこんなに揺れるなんて、思ってもみなかった。