瑠璃華の気持ちを知った俺に怖いものなんてない。




袴田兄弟に会ってはっきりさせてやる。




恭太郎が俺を騙したとは思いたくなかった。




瑠璃華に袴田兄弟に会う事を話すと、自分も一緒に行くと言った。




これは俺と袴田兄弟の問題。




俺と袴田兄弟の間にある問題を、自分で解決したいと強く思った。




恭太郎に電話を入れ、俺は袴田兄弟の住むアパートに向かった。




瑠璃華待ってろよ。




必ず瑠璃華の元に帰るから、その時は瑠璃華を思い切り抱き締めさせて。




瑠璃華との幸せな未来を約束させてほしい。