俺は親父に内緒で恭太郎に会う事にした。




でも祖父には恭太郎に会う事を話した。




祖父はいつも病弱な娘と孫たちの心配をしていたから、祖父にはどうしても話して起きたかった。




祖父がお金の事は、何とかなるから心配はするなといってくれた。




初めて会う従兄弟どんな奴なのかと心配になる。




だが恭太郎は母親思いのいいやつだった。




恭太郎が母親は手術をしても長くは生きられないと泣いた。




それでも1日でも長く生きてほしいから、手術する事を決めた。




だがその手術料が高い事、今の入院費も全額払えていない。




父親が残した借金を取立てに来る毎日。




それでも弟たちも高校へは通わせてやりたい。




恭太郎の思いが俺にも伝わった。