「お嬢様、嫌瑠璃華頼むから俺の話を聞いてほしい。彼女の事は今も忘れられない。」




だからもうその話は聞きたくない。




だから村井を解放してあげる。




「村井もういいから、村井はもう私の執事でもない。村井は自由にして、私は一人でも大丈夫。」




「大丈夫なら何故泣く。」




私泣いてるんだ。




「瑠璃華、俺を見て俺の話を聞いて。」




やだ聞きたくない。




「好きだって告白しないうちに振られるなんて、」




うわぁ不味い、私こんな時に告白してどうするの。




「村井今のは、「無理聞かなかった事にしたくない。」



何でそんな意地悪言うの!



「俺は瑠璃華が好きだ。」




え、だって今彼女が忘れられないって言ったよね。




なのにどうして?