もうイライラする、早く話なさいよ。




「隆太郎早く話して、昼休みがなくなる、お腹が空いてイライラして来た。」




健太郎が焼そばパンを投げてよこした。




「瑠璃華それでも食っとけ。」




私は焼そばパンを持ち隆太郎の隣に座った。




恭太郎さんは相変わらずタバコをくわえたまま、空を眺めている。




なんか様になってるなぁ。



「おい恭太郎を見つめ過ぎ。」




あ、ごめん。




「恭太郎も健太郎もこっちに来いよ。今からの話は俺たち兄弟の大切な話なんだから。」




なんかみんな真剣な顔をしてる。




今から何を話そうとしているの?




何かやな感じがするんだけど。