「懐かしいな」



たいちゃんが遠くを見て言う。




返事ができないあたし。




やばい



泣きそう…





「千佳」



たいちゃんがあたしの目の前に来た。



「たいちゃん?」












「好きだ」








たいちゃんの真剣な瞳にジッと見つめられてる。





今あたしの世界にはたいちゃんしかいない





他に何も…うつらない





たいちゃん


あたしもあたしも





たいちゃんが大好き