翌日
いつもの2倍ぐらい腫れた目を
あたしは一生懸命冷やした。
たいちゃんに泣いたの
バレたくないから…
「行ってきます」
浮かない顔で出て行いった。
玄関を開けたら
目の前には長野くんがいた。
「お、おはよ!その目…」
すぐにバレてしまった。
やはり冷やしても腫れはあまりひかなかった。
「ちょっと…」
「…俺のせい?」
長野くんが申し訳なさそうに言った。
違うよ
長野くんのせいじゃないのに…
あたしはなにも
言えなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…