下を向き 暗闇へとさまよい
瞳を閉じて


呼吸ができずもがく

この世界には何も無いと
絶望する


だけど


底の先は底でしかない
それ以上も以下もない


あるのは底と
見上げた広い空(くうかん)


瞳を開けば
暖かい光が包み込む


あとは光の方へ
歩くだけ