バイクをおりる時も
健吾は下着が見えないように
抱っこしておろしてくれた。
羽依香は嬉しくてつい
ニヤニヤしながら
健吾を見上げていた。
「羽依香…なにニヤけてんの?可愛い顔が不細工になってんぞ!」
っと笑いながら健吾は言う。
「えっ!羽依香ニヤけてなんかないもん!ってかもとから不細工だからいいし。」
「いやいや!かなりニヤけてたよ!ニヤけてたのが不細工ってのは冗談でどんな羽依香も俺にとってはめっちゃ可愛いよ。」
「だからぁ~!羽依香は可愛くなんかないよ。」
「も-!そういう時は自分では思ってなくてもありがとうって言うのが礼儀だよ!わかったか?まあ照れながら否定する羽依香も可愛いんだけどな!」
「あたしは可愛いとか思わないけど!健吾ありがとね。嬉しいよ!」
「そう!出来るじゃん!素直な羽依香好きだよ!」
っといいながら
頭をポンポンって
撫でてくれた!
それから
2人でウインドショッピングしながら
ブラブラしていると。
健吾がピアスを
見たいと言うので
アクセサリーショップに行き
2人で選んだ。
無事ピアスは選び終え
店を出ようとした時!
「羽依香!これはめてみて?サイズどう?」
「はめればいいの?てかなんで?これシンプルだけどすごい可愛いね。あっ…これ羽依香にはだいぶおっきいみたい。」
「じゃ!これは?」
健吾は次々に
違うサイズを
羽依香にはめさせる。
「健吾!ぴったりだよ!みてみて~!」
「7号か!ちっさ…!俺19号だよ。さて、買おう!待ってろ。」
羽依香が
状況を把握出来ていない
うちにお会計は
すでに終わっていた。
「健吾!本当に買ったの?」
「うん!じゃ海岸でも言ってちょっと話すか!」
健吾の大きな手が
羽依香の小さな手へと
伸びて来て
2人は自然と手を繋ぎ海岸へと足を運んだ。
海岸まではすぐに着いた。
健吾は羽依香が座る所を
はたいてくれた。