2人でベッドに座り
たわいもない話で
盛り上がっていた。
そんな時突然沈黙が流れ…
…………沈黙をやぶったのは健吾だった。
「あのさ、羽依香」
「えっ?なに?」
「俺と付き合おう!」
「はっ?ちょっっ、えっ?」
「ってか俺と付き合えっ!!!」
「…………うっっ、うん!」
正直その時
まだ好きではなかったが
すごい勢いだった為に
圧倒され断れなかったのが
紛れもない事実だ。。。
いつもあたしより
遥かに大人びた
健吾だが
今だけは
ソワソワと
落ち着かないでいた。
そんなギャップが
可愛いと
思ってしまっている
羽依香が居るのは紛れもない事実だ。
羽依香は
微笑みながら
健吾をただ見つめていた。