たくさんの人に愛された人。
それにはちゃんと理由があって。
『僕と一緒に青春を作りましょうっ!』
壇上でそう言った青空先輩は、本当に青春を作っていた。
みんなの青春を作る手助けをしていた。
たくさんの生徒に声を掛けられ、青春部の私たちはそこに立ちそれをずっと聞いていた。
青空先輩の代わりに、みんなの言葉をただただ聞く。
それが今の私たちの部活動な気がして。
とても大切な言葉や思いを胸に刻むように……。
「海でも見に行くか」
樹先輩が少し晴々しい声でそう言う。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…