そしてなんとかして帰りたいのは、新入部員候補の私。 無理……。 このテンション無理。 残念な人、青空先輩のテンションには本気で着いて行けそうもない。 しかも声大きいし。 文芸部の人達の迷惑そうな顔が気になって仕方ない。 そんなことはまったく気になっていない様子の、残念な部長が爽やかな笑顔を見せる。 「ということで、青春部へようこそっ!」 いやいやいや、絶対無理ぃ!