「てか、私どうして青春部にいるんだろう?」



そうよっ!



奈美ちゃん、あんたってホントまともなこと言いだすよ。



「そうなんだよねぇ、問題はそこなんだよね」



図書室の間借りスペースで、一年だけ授業が早く終わった今日、先輩達を待つ間私は奈美ちゃんにそう返していた。



「別にやめてもいいんだよね?」



奈美ちゃんが何故か確認するように聞いてくる。



「うん、いいと思うよ?」



「よく考えたらさ、入部届けとか書いてないよね?」



「ホントだっ、てか、顧問もいなくない?」