『ほんとに?その女性…何でもないの?』



「…なんもないよ…」




『…そっか…わかった。』




この出来事から私は自分の感情を押し殺すようになった。



いつ「別れよう」と言われてしまうのか毎日ハラハラしていたら、食欲もなくなり体重が6キロも減っていた。




それからというもの、私は頻繁に過呼吸を引き起こすようになり、たくさんの人に迷惑をかけた。





私にとって、将ちゃんの存在は大きかった。




いつか私の「居場所」になってほしかった。




出逢って間もないのに「遊び相手」がこんなんじゃ、将ちゃんは重かったよね。