「俺・・・その頃同じクラスの子を好きになって・・・それでその子に告られて付き合った。」
「うん・・・。」
あたしはうなずき、相鎚を打ちながら話を聞いた。
「俺・・・その子のこと幸せにしてるって思ってた。彼女がヤりたいってゆーからヤった。それが彼女が望んでることだって思ってたから。」
「うん・・・。」
幹の表情は少しずつ曇っていく。
「でも違ったんだよな。俺彼女にいっぱい尽くした気になってたけど彼女は俺と付き合ってるせいで俺のこと好きな女にいじめられてた。」
「えっ・・・・。」
「それで・・・あいつ自殺した。んで・・・あとで遺書がでてきてわかった。俺もお前と同じことしてた。全然見えてなかったんだよな。だから俺・・・お前を怒る資格なんかねーよ。」
そして幹は悲しそうに笑ってみせた。
「うん・・・。」
あたしはうなずき、相鎚を打ちながら話を聞いた。
「俺・・・その子のこと幸せにしてるって思ってた。彼女がヤりたいってゆーからヤった。それが彼女が望んでることだって思ってたから。」
「うん・・・。」
幹の表情は少しずつ曇っていく。
「でも違ったんだよな。俺彼女にいっぱい尽くした気になってたけど彼女は俺と付き合ってるせいで俺のこと好きな女にいじめられてた。」
「えっ・・・・。」
「それで・・・あいつ自殺した。んで・・・あとで遺書がでてきてわかった。俺もお前と同じことしてた。全然見えてなかったんだよな。だから俺・・・お前を怒る資格なんかねーよ。」
そして幹は悲しそうに笑ってみせた。