わぁ…。

吸い込まれそうなサファイアの瞳、少しウェーブがかった金糸のような髪。

王子様…?

昼間の陽光のような、柔らかい微笑みを称えた彼に、目を奪われたのも束の間、更に二人の来客が。

うっそぉ…。

均整の取れた、高身長な二人の容姿に、時間を止められてしまう。

栗色の髪、健康的な肌色に、男らしさと幼さを併せ持つ顔立ち、少し野生を感じさせるも、親しみやすそうな暖かい雰囲気を纏った彼。

その彼とは対照的に、クールを具現化したかのような、雪のような白い肌に、気品と厳格を乗せたような、知的な彼。