海「おはよー。」

漣「はよ。」

クラスに着くと海斗がいち早く挨拶してきた


その奥には・・・・・・莉子がいる


莉「おはよ。」

漣「ん、はよ。」

俺に気付いたのか挨拶してきた

前島の目が怖かったけど、気のせいだよな


海「なぁ・・・。」

自分の席に着くと海斗が来た

何か言いたそうだ

漣「ん?どうした?」

海「藍川(あいかわ)先輩に言われたんだけど・・・。
佐和さんを絶対にマネに入れろ!だって。
何か他の部活になんか渡さない。とか言ってた。」

藍川先輩は、さっき俺と喋ってた先輩

あの、喋らなければ美少女だって言ってた奴。

うっわ・・・。マジで本気だして手に入れなきゃじゃ・・・。
面倒くさいけど、藍川先輩怒ると怖いんだよな

仕方ないけど頑張るか

漣「了解。海斗も手伝えよ。藍川先輩に部室を壊されたくなかったら。」


海斗の顔が引きつった

海「出来るだけ頑張ってみるよ。」


隣の席だしな・・・

海斗の天然美少年の事だしなぁ。

マネぐらいやってくれるだろ



俺のためだったら、尚更嬉しいんだけど・・・


そんなの叶うわけないか。