漣「上出来。
これから宜しくな“莉子”。」
夕陽が漣くんを縁取りして凄く綺麗
ドキンと胸が跳ねたような気がした
きっと、カッコいいから・・・
それ以外の気持ちなんてないから
ー漣
莉「・・・・・・漣くんで良いんでしょ?」
伏せていた顔を上げる莉子
俺の方が背が高いから、自然に莉子は上目遣いになる
初めて正面から、莉子の顔を見たかも
顔ちっちゃ
肌白いし、綺麗
鼻筋通って、顔整ってる
なんだ・・・この感情は
ってかいるんだな・・・
俺の名前を呼びたくない女子なんて
俺、大変な恋の始まりに入っちゃったかも・・・・・・