先輩とボールの整備、タオルの洗濯、ドリンクの準備

全て終えて


「あ、昨日部員が怪我して包帯と絆創膏がなくなっちゃったみたい。あの馬鹿。手当の仕方が下手なんだから、無駄に医療品使っちゃってる。」



『昨日は皆さん頑張りすぎて、怪我も絶えなかったですもんね。』



「あの馬鹿ども。大怪我したら元も子もないってるのに。あーもうホントにサッカー馬鹿。」



そんな事言っても先輩は選手のこと1番大事にしている


「私買い出ししてくるから、莉子ちゃんドリンク配るのお願いしちゃってもいい?」


ほら、とても選手おもいの できたマネージャーなのだ

私も早く先輩みたいになりたい

先輩は憧れの存在


『はい!大丈夫ですよ!先輩も気をつけて行ってらっしゃい。』


最初は面倒だと思っていたマネージャー仕事も、選手のあの頑張りを目の当たりにして、


私も彼らを精一杯支えたいと思った