あぁ…私だけなんだね


毎日一緒に登校するものだと思ってたのは



最初は漣のこと意地悪だとしか思ってなかったから、一緒に行くのだって嫌だったのに





授業が始まっても今日はなかなか内容が頭に入ってこなかった、片耳に入ってそして反対の耳から流されていく感じ


それでも授業は寝れなかった


寝ようと思っても、漣のこと……そして告白してくれた大河のこと


その事が私の思考を支配していた


いっそ寝れたら良かったのに



終いには桜や仲のいい女の子達から顔色悪いよ。大丈夫なの? と心配させてしまうものだ


大丈夫。大丈夫。と言い張って、これは自分にも言い聞かせているようなものだけど


部活の時間になってしまった