私って漣のこと……


そう考えたけど、結論がでるのをやめた


何故か怖かった



だって私は大河くんの事が好き…なのだから


好き……なんだよね……



「莉子ちゃんいつもこんな時間に登校してるの?の割に会わないね。」



『はっ…。えっと 何時もはこんな時間に起きれないけど今日は何故か起きちゃったのです。』



考え込んでしまってたから雅人さんから声をかけられてびっくりしてしまった


「そっか。昨日部活だったのに偉いね。」


『や、ほんとにタマタマなんですよ。』


「あ、そう言えば、漣も今日珍しく早起きして俺より早く家出たんだよね。」


『え?』


私今すごい心にポッカリと穴が空いた感じがする


私…凄い残念がってる


別に漣と一緒に毎朝登校する約束なんてしてないのに

バカ過ぎるな…私って