咲「まぁ、確かにやらなかったかも。


でも、部長さんがどうしても。って言うからね。」


咲希の視線が、雅人さんと喋っている人に向く



咲「しかも莉子がいる中学校って聞いたからね。



臨時でマネージャー引き受けたわけ。」



視線を私に戻す咲希。


本当にいい友達

いや、親友を持ったな・・・。

っとつくづく思う。


その思いが行動に出て


ギュッと

咲希に抱き着いていた。




咲「いきなり、なんなのよ。」


あれ、何か怒ってる?

予想外にダメだったかな?

莉「だって・・・。咲希の言葉が嬉しかったんだもん。」


そう言うと


ヨシヨシと頭を撫でられて

咲「変わらないなぁ・・・・・・。莉子は。」


とクスッと笑って呟いていた