私に向けられていたのは 女子からの冷た~い視線。 そりゃそうだよね。学校一のモテ男が クラスのそんな目立たない私に教科書を借りにくるなんて……。 そんなのみんな許せないはず。 でもそのときなんだかスッキリした。 ざまあみろって気持ちになった。 まっあっちは私に対して特別な気持ちなんてないんだろ~けどね…―。