「あんたさぁ…ちょうしに乗りすぎ!」



「え?ちょっ…」




いきなり首を捕まれ怒鳴りつけられた





「え?なにが?」




私は先輩に何もした覚えがない……






「柊君にベタベタしすぎなのよっ!行きも帰りもっ」




柊のこと?




「それは…家が近いからで…帰りも部活が一緒だからで…」




ほんとにそれだけで…





ドンッ…



「痛っ…」




壁に無理やり押さえ付けられる





「あんただけに態度違うでしょ!知らないふりすんじゃないわよ!」





「それは、おさ…」




言い終える前に





「ここで頭冷やしな!」




バンッー




いきなり視界が真っ暗になって…なにも見えなくなってしまった