視界が闇から光に変わる…






「真琴……?」





私を見て…言葉を失ってる柊





あ、暗くてわからなかった…



私の制服は、泥だらけだ…



「何か…されたのか?」




「え?ううん!たいしたことないの…自分で転んでねっ…私ってドジだねー!」





とっさに嘘をついた…



だって…




きっと…柊は、先輩達を問い詰めてここに来てくれたんだよね?




私には少しイジワルだけど、でもね…それ以上に優しいの…




だから、柊には心配かけちゃダメ





「ごめん…」





柊はそう一言呟いて






私を抱きしめた