かったるい授業は終わり、放課後になっていた。


『さく、帰ろぉ~』

「うん!」

いつもの様に返事した。


靴を脱いで校門を出ようとしたら、また愁って人にあった。


「遅かったじゃん。待ちくたびれた」

はぁ~~?なら待たなきゃいいでしょ!


「あなたがかっ・・・『もうごめんね~。咲玖が準備遅くって~~。』


「はぁ~?あたしじゃ・・・」

『うるさい!!』

おいおい!いつもの姫樺じゃないじゃん!!

まぁいいや。


でも愁って人確かにかっこいいかも。


まぁあたしは好きじゃないけど。