「ね、ねぇユキ?」

「ん…?」



やっぱいえなーい…



「ううん。なんでもない」



うぅ〜…

もう嫌だぁ。


今日はいろいろありすぎて、やる気が出ない〜…




「あ、そだ。ずっと言いたかったことなんだけど…」

「なに?ユキ」



そう言いながらユキは、赤ペンをすらすらと走らせる。