僕がいけなかったんだ。 彼女を不安にさせるばかりで、こんな情けない僕だから。 支えてあげることも、守ってあげることもできない僕だから。 いったい何度迷えば気がすむんだろう。 本当に恐ろしいのは、罪を背負うことじゃない。 本当に恐ろしいのは――