目覚めたら突然高校生。



そんな生活を強いられた私。学園生活は全く楽しくないし、最悪だけど。



だけど、こうやって、私を分かってくれる人が現れたから、頑張っていける。



穏やかで、柔らかな無表情のキヨちゃんの綺麗な顔を見て幸せな気持ちになりながら最後に残した海老グラタンに箸を付ける。



コントラバスの音が響く音楽室で、私は、今で以上に強く、決意した。



絶対、ぜーったい!私の楽しい学園生活を取り戻す!



ってか、私だけじゃなくて、キヨちゃんも、旭も笑って生活出来る学園生活を手に入れるんだからっ!