「わっ！ごめん！もしかして私邪魔しちゃった？お弁当、食べるのに静かなところないかなーと思って探索してて…ははっ…。」



私は気まずくなりそそくさとドアを閉めようとする。



けれど、キヨちゃんはガチっとドアを掴みそれを阻止。



「いーよ。ここ、一緒に使お。」



「あ…ありがと。」



私がお礼を言うと、キヨちゃんは目を柔らかく細める。



キヨちゃんは無表情だから、ちょっと心が読みにくい。まあ、怒ってはいないのは、柔らかな雰囲気で分かるんだけど。