「うわあ…美和、今のめっちゃ愛されてる一言だね。」



「ほーんと、マッキーって何も考えてないぶんそういうこと言えちゃうんだよねー。」



すかさず二人がからかって来るから、今度は私の顔が熱くなる。



そんな私達三人を見ていたキヨちゃんは、その長い手でまとめてぎゅーと抱きしめた。



「みんな、だいすき。」



キヨちゃんの言葉はストレートで、つーん、と心に来る。



私はキヨちゃんの腰に、キヨちゃんにしか気付かれないように優しく手を回した。