「…旭、私が今日態度を変えようが変えまいが、もう手遅れみたいだね。」



私の視線の先には、私の席があったはずの場所。



「ちょっと…誰よ。美和の机、どこに隠したの?」



震える旭の声。もちろん、それに答える人はいない。



「いいよ。旭まで巻き込まれるから。せっかくクラスに溶け込んでるんでしょ?」



私は怒り半分、巻き込みたくない気持ち半分で旭に言い放つ。



「旭ぃ〜!何してるの?支倉さんもそう言ってるしこっちで話そうよ。」



昨日昼食を食べたうちの一人が旭を呼ぶ。絶対、あいつらが犯人だ。