キヨちゃんは「ふふっ」と声を出さずに小さく笑い、私の両手を引っつかむと、自分の首に後ろから巻き付ける。
「ぶほっ!キヨちゃん何!?」
「治療、上で、ことらが。」
いつもみたいに単語だけを使い答えたキヨちゃんは、そのまま私をおんぶして立ち上がった。
でかいわイケメンだわ一個上の同級生やらで何かと目立ってるキヨちゃんだから、皆が見ている。
もちろん、私を踏んだあの子も悔しそうに見ていた。
「お、おおおお!降ろして!」
私は恥ずかしくて足をばたつかせる。ううー…目立つよー。
「じゃ、お姫様、抱っこが、い?」
「…いえ、おんぶがいいです。」
お姫様抱っこなんてしたらもっと目立つよ!
「ぶほっ!キヨちゃん何!?」
「治療、上で、ことらが。」
いつもみたいに単語だけを使い答えたキヨちゃんは、そのまま私をおんぶして立ち上がった。
でかいわイケメンだわ一個上の同級生やらで何かと目立ってるキヨちゃんだから、皆が見ている。
もちろん、私を踏んだあの子も悔しそうに見ていた。
「お、おおおお!降ろして!」
私は恥ずかしくて足をばたつかせる。ううー…目立つよー。
「じゃ、お姫様、抱っこが、い?」
「…いえ、おんぶがいいです。」
お姫様抱っこなんてしたらもっと目立つよ!