「次はカゲのライブだねー!楽しみっ!」



私は外で支給されていただご汁を旭から受け取りながら答える。



「ことら、歌、うまい。楽しみ。」



「あいつ、歌ってる時はカッコイイんだよねー。9月の頭の文化祭で歌った時、かなりキャーキャーだったし。」



旭はおでん。キヨちゃんはカレーうどんをそれぞれ食べている。



「カゲは歌ってない時もカッコイイじゃん。」




「そ、そんなこと!だいたい、マッキーの方がイケメンだしぃ?」



旭はフンっと鼻で荒く息を吐くと、キヨちゃんのほっぺを横でつんつんつついた。