理恵は泣きながら家路に着いた

その日から毎日、理恵はお見舞いに行った

責任というものを感じていた

毎日、毎日雨の日も曇りの日も毎日

彼の母親がいた、罵倒された「こんにちは」「あなた理恵ちゃんじゃないでしょ」「嘘つき狸でしょ」

理恵は罵倒されても行き続けた・・・・・・

そのうちに、彼に万年ひつを見せられて先輩と付き合い出したことを告げられた

ショックだった、彼の足は私の責任なのに

その先輩に直接あって「雅を宜しく頼みますと涙ながらにお願いした」

冬の寒い日、理恵は失恋した・・・・

理恵、17歳の冬だった