学校に着いて、クラスが違う私たちは下駄箱で別れた。

「愛華おはよー」

「佑香おはよー」
谷村 佑香(たにむら ゆか)
私の唯一信じれる友達。いわゆる、親友。


「今日もラブラブ登校か…」
なんて呟く佑香に一言。

「羨ましいんでしょ(笑」
なんて言ってみる。

「愛華には秘密ー(笑」
「ふーんwwww」

佑香は一緒にいると楽しくてなんでも打ち明けられる。
きっと秘密なんてない。