「おはようございます!」
今日も婚約者、銘への朝のラブコール。
「おはよう、鈴。」
(あ~今日もイイ声!)
なんてノロケながら会社に向かう。二人は誰が見ても超ラブラブカップル!会社公認だ。歩く時もべったり。もちろん鈴の左手の薬指には指輪。片時も離したことなんてない。
いつもの時間帯に乗る地下鉄のホーム。もう一人、鈴と同じ時間帯に乗る男がいた。
地下鉄の扉が開きその男はいた。
「おはよう、鈴。今日も可愛いね。」
彼は鈴の友達、佐倉侑。また、鈴の会社の代理店の社員でもある。営業部次長という役職だが
「おはよう、侑。今日も一緒ね。」
とタメ語。侑とは一番仲が良く仕事の付き合いも長い。
「なぁ鈴、今日仕事終わったらご飯食べに行こう?」
「え~?侑とご飯食べに行く~なんて銘に言ったら顔が引きつるよ?」
「俺と、って言わなきゃいいんじゃねぇの?」
「それがぁ…誰と?聞いてくるのさ…。」
「まじで?」
侑は顔をしかめた。
「あと~メールだっと思って携帯見た時とか。」
「誰から?って?」
「そうそう。流石に頭に来て関係ないじゃないですか、って言ったけどね(笑)」
はっと鼻で笑う鈴の癖。これがなかったら最高に可愛いのにな、と侑は
今日も婚約者、銘への朝のラブコール。
「おはよう、鈴。」
(あ~今日もイイ声!)
なんてノロケながら会社に向かう。二人は誰が見ても超ラブラブカップル!会社公認だ。歩く時もべったり。もちろん鈴の左手の薬指には指輪。片時も離したことなんてない。
いつもの時間帯に乗る地下鉄のホーム。もう一人、鈴と同じ時間帯に乗る男がいた。
地下鉄の扉が開きその男はいた。
「おはよう、鈴。今日も可愛いね。」
彼は鈴の友達、佐倉侑。また、鈴の会社の代理店の社員でもある。営業部次長という役職だが
「おはよう、侑。今日も一緒ね。」
とタメ語。侑とは一番仲が良く仕事の付き合いも長い。
「なぁ鈴、今日仕事終わったらご飯食べに行こう?」
「え~?侑とご飯食べに行く~なんて銘に言ったら顔が引きつるよ?」
「俺と、って言わなきゃいいんじゃねぇの?」
「それがぁ…誰と?聞いてくるのさ…。」
「まじで?」
侑は顔をしかめた。
「あと~メールだっと思って携帯見た時とか。」
「誰から?って?」
「そうそう。流石に頭に来て関係ないじゃないですか、って言ったけどね(笑)」
はっと鼻で笑う鈴の癖。これがなかったら最高に可愛いのにな、と侑は