「大橋くんの気持ちはうれしいよ? かっこいいって思ったのも本当。 でも、あたしは彼が好きだから。 ごめん、大橋くんの気持ちにはこたえられない。 利用しようとしてごめんなさい。」 あたしは、頭をさげて立ち上った。 相手を、ちょっと間違えたなぁ・・・。 そのままドアへ体をむけて歩き出す。 「ちょっと待ってください!!!」