「ほんとにいいのか?」 「いいってば」 「後悔すんなよ?」 「今更?べつにあたし処女でもあるまいし」 「じゃあ遠慮しねぇよ」 あんたの唇が 重なる。 だんだん深くなり、 息も上がる。 絡まる指先が 心地いい。 あたし今、幸せすぎて 死ねるかも。