「もういいもん!」
「あっちょっと絵美香!!」


優子が呼び止めた。


「何?」

「校舎こっちだけど...」


あっ...本当だ。間違えた


「ばーか」

後ろで連が笑っていた
ムカッッ!

「なによちょっと顔と脳みそいぃからって!」

「脳みそってお前...ぷっw」

っ!!ふん!ぜぇーーたいアイツより先に恋人作ってやる!
そうだっ今のうちに...



「ねぇ-連っっ」


いつのまにか先を歩いてた連が振り向く


「私と勝負しよう!」
「は?」


連は全く意味が分からないと言うくらい頭をかしげた。


「なんの?」