「おっはよ~☆
 明音、制服似合ってるよん!!
 めっちゃかわいい!!」

この子はあたしの心友、真子。

テンションが高くて、イマドキの女子高生!!
 

って感じがする。


だけど誰よりも友達思いで、あたしのワガママもいっつも聞いてくれる。

「そういう真子も似合ってるよ☆
 ってかクラス表見に行かない??」

あたしたちは顔を見合わせると、走り出した。





「クラス、一緒だといいけどね。」

あたしたちは人ごみにまぎれながら、自分たちの名前を探していた。

「う~ん・・・
 あっ!あったよ!!1年A組だって!!
 あたしも明音も!!」

「マヂ!?嬉しい!!これからもよろしくね!!」

あたしたちはいよいよ校舎に足を踏み入れた。

これから毎日彼方先輩が見られる。

あたし。


まだまだあきらめないよ?


新しいあたしを見て。


「可愛くなったな」   「キレイだよ」

っていってね?