「う、うん…俺のせいだと思うし…。
嫌なら、いいんだけど…
一応責任は取らないとかな、って…」

差し出がましかっただろうか。
恐る恐る言うと、舞瀬は小さく溜め息を付いた。

「本当に責任を取ってくれるんなら…」

舞瀬は俺の膝を割って、蕾をスッと撫でた。

「…ひゃ…っ!」

「ここに入れさせて?」

舞瀬の目は真剣だった。ここで拒否をすれば、舞瀬は間違いなく離れる。
しかし俺は舞瀬を好きになってしまった。
たとえ舞瀬に好きな人が居ようとも、拒絶することなんかは出来ない。